”タイ・中国鉄道建設計画、費用を1600億バーツ削減”だそうです。

本日(2月5日)付けの”バンコク週報”に下記のようなニュースが掲載されました。そのニュースをお伝えします。

 

《タイ・中国鉄道建設計画、費用を1600億バーツ削減。

 アーコム運輸相はこのほど、運輸省は5000億バーツとされていたタイ

 ・中国鉄道建設計画の費用を1600億バーツ削減することに合意した

  と明らかにするとともに、一部で出ている同計画が取りやめになると

  の見方を否定した。

 

 費用削減は、ケンコイ(サラブリ県)=マプタプット(ラヨン県)路線の建

 設を遅らせ、ナコンラチャシマ県=ノンカイ県路線を複線でなく単線に

 するという中国側の提言を取り入れることで可能になったという。

 さらに建設資材を可能な限り国内で調達することで費用の削減が図ら

 れることになっている。》 以上。

 

このニュースを読んで、「やっぱりな~!」という感想です。

(ここからは、私のうる覚えによる言述ですので、間違ってることもあるかもしれません。その場合は、ご容赦を・・)

そもそもこのタイ・中国鉄道建設計画は、2年くらい前、中国からの提案で、”全線複線の新幹線(最高速度、時速200Km?)。しかも、費用の大部分は、中国側が持つということではなかったのではないでしょうか?

だから、タイは二つ返事でOKを出したのだと思います。

それが、両国が計画案を具体的に検討、調査して行くうちに、中国側から

計画の大幅変更案(路線ルートの変更。建設資材(鉄鋼)はすべて中国から輸入。運営・運行スタッフは、中国人(給料は、タイ人の2,5倍)。

鉄道メンテナンス基地の建設など)が提案されたのです。

これでは、タイ側の予算は膨らむばかり。それが今回の大幅な費用削減、建設計画の大幅縮小にに繋がったのです。

”複線が単線に”。これじゃあ現在の路線と同じじゃないですかね。しかも、ケンコイ・マプタプット間は、棚上げ状態に。最初に考えられていた”新幹線構想”は最早、霧散霧消状態でしょう。

もう、この鉄道建設計画、タイ側には何のメリットもありませんね。無駄なお金を使う前にさっさと止めた方が良いかも知れませんね。

中国側の”大風呂敷”にタイが乗せられてしまったのです。

 

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コメント: 6
  • #1

    HIDE (日曜日, 07 2月 2016 11:50)

    単線の中速鉄道なんて・・・。

    正面衝突しますよ。

    日本でいうと、青森から仙台まで単線・中速鉄道をひいたということと同じですねー。採算とれますか?

    止めたほうがいいでしょう。


  • #2

    アッキー (日曜日, 07 2月 2016 13:07)

    NAOさん、こんにちは。
    中国はインドネシアの高速鉄道でも問題を起こしていますね、賄賂で決まる国策で国民がバカを見るのは何処も同じですね、フィリピンの鉄道の様に其の後に尻拭いする日本の国民が一番可哀想かも( ̄▽ ̄;)!!

  • #3

    JOSAN (日曜日, 07 2月 2016 14:46)

    中国がアジアで展開する高速鉄道計画は、日本の高速鉄道計画を潰すだけのいい加減な計画で、マジで実現性が有りません。
    そして何処の国でも中国が鉄道を請け負うと、工事の途中で工費が上がり施工が止まり、長年ほったらかしで終りです。

  • #4

    NAO (日曜日, 07 2月 2016 19:39)

    HIDEさん。毎度のコメント投稿、ありがとうございます。
    まあ、今回の”高速鉄道建設計画”。タイが中国に騙されているといって良いでしょうね。タイは、早く、計画を破棄し、遣わなかった予算を、既存の鉄道の複線化、電化を図ったほうが良いと思います。

  • #5

    NAO (日曜日, 07 2月 2016 19:51)

    アッキーさん。又またのコメント投稿、ありがとうございます。
    このまま、この”高速(最早、中速)鉄道計画”を推進していくと、”インドネシアの高速鉄道(計画)”(計画破綻し建設ストップ)の二の舞になってしまうでしょう。
    アッキーさんの仰るように、タイは、日本に泣きついてくるかもしれませんね。

  • #6

    NAO (日曜日, 07 2月 2016 20:09)

    JOSANさん。久しぶりのコメント投稿、ありがとうございます。
    この”タイ・中国高速鉄道建設計画”。JOSANさんの仰る通り、中国が
    日本の計画を潰すことが目的だったのです。だから、タイ側に破格の建設予算額、2600億バーツ(融資?投資?か不明))を示し、しかも、中国がその予算額の大半を投資?するという条件だったのです。
    タイは、この中国の”大甘の話”にまんまと引っ掛かったんです。
    この計画。おそらく途中で、頓挫することでしょう。