タイ、新幹線採用で日本と合意。

このほど、タイは、鉄道開発計画(3路線)で日本の新幹線採用を日本と合意したそうです。

以下、そのニュース記事(2つ)を転載しますね。


“朝日新聞デジタル”より。

《タイのバンコクとチェンマイを結ぶ高速鉄道に日本の新幹線をさいようすることを、日本とタイの両政府が27日、合意した。1兆円を超す総事業費の調達などの課題もあるが、実現すれば2007年の台湾に続く2例目の新幹線輸出になる。

国交省によると、路線は約670キロで、途中には観光地も多いという。

ルートや駅の位置、着工や完成の時期は未定だ。今後、両国で詳しい調査をすすめる。》


“バンコク週報”より。

《タイ政府は5月26日の閣議で、高速鉄道などのために日本との間で取り交わす覚書の内容を承認した。

覚書には、バンコク=チェンマイ間(635キロ)の高速鉄道建設。

カンチャナブリ=バンコク=チャチュンサオ=アランヤプラテートを含む路線(574キロ)の複線鉄道建設などで、日本の協力を求めること盛り込まれている。

この他、ウィラチョン政府副報道官によれば、タイと日本は、メソット=ピサヌローク=コンケン=ムクダハンをつなぐ718キロの鉄道開発の実行

可能性調査も共同で実施する予定という。》


タイのこれらの(新幹線)鉄道開発計画は、数年前から、中国がタイに盛んに持ちかけていたものです。

ところが、中国製新幹線は、故障が多かったり、事故が起きたりと車両を含めた鉄道建設技術にかなりの疑問が出てきたのです。

このことを踏まえて、今回の‘日本の新幹線’導入が決められたのではないでしょうか。

計画通り実現できれば、日・タイ両国にとっては、大きなプラスになります。

特にタイ側にとっては、遅れていた‘鉄道インフラ’が改善・整備できるわけで、タイの発展に大いに貢献するでしょうね。


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コメント: 6
  • #1

    JOSAN (金曜日, 29 5月 2015 12:35)

    NAOさんタイは狡賢い国ですので、未だ安心は出来ませんよ。(マジ)
    やはり最初の取り決めで、金を出す時に信号システムや運用システム、車両、発電所、駅舎の建設などを日本の会社が抑えなきゃダメです。
    以前日本が企画して金を出した、BTSやMRTの建設はイタリアンタイ(タイの会社)に取られ、信号システムと車両はドイツのシーメンスに取られました、日本は結局金を出しただけで馬鹿を見ました。
    最初に全て決めないと後から決めるんじゃ、みんなトンビに油揚げをさらわれちゃいますよ。



  • #2

    E80 (土曜日, 30 5月 2015 10:56)

    タイの新幹線計画、たぶん、ポシャるんじゃないですかねー?
    日本の新幹線システム輸出の第1号である台湾新幹線が財政破綻しています。
    http://toyokeizai.net/articles/-/58750
    日本の新幹線のように、分刻みで運行がされるような乗客需要があればいいのですが、果たして、バンコク⇔チェンマイ間に大きな需要はあるのか?
    1日20万人くらいのお客がいなければ、赤字でしょう?
    現在は、飛行機、列車、バス・・・・合わせても、2万人前後ではないでしょうか?
    運賃も、バンコク⇔チェンマイで片道3000Bは取らないと。
    LCCの運賃が1000B程度ですから、わざわざ新幹線に乗りますかね?
    今回の新幹線計画は、全て日本へ丸投げ(運転手も日本人?)のようですが、お金も丸投げですから、赤字も日本へ丸投げ?

  • #3

    NAO (土曜日, 30 5月 2015 11:13)

    JOSANさん。毎度、毎度のコメント投稿、ありがとうございます。
    ‘タイに日本の新幹線導入’。未だ覚書を交わしたばかり段階ですので、
    その総費用(どちらがどのくらい持つか)、具体的な建設計画の詰めは、
    これからです。
    確かに、タイは‘ずる賢い国’です。日本側は、計画の詰め交渉には、
    今までの経験から、十分に心を引き締めて臨むことが肝要だと思いますね。

  • #4

    NAO (土曜日, 30 5月 2015 11:36)

    E80さん。初のコメント投稿、ありがとうございます。
    E80さんの仰る、「利用乗客数や運賃への疑問」は、その通りだと思います。私も以前からそう思っています。
    タイ人は、何でも見通しのないまま、ことを進めてしまう性格の人達(計画性‘0’の人)が、たいへん多いです。
    未だ、覚書を交わしたばかりの段階ですので、何とも言えませんが、日本側の出方次第で、この‘新幹線計画’、ポシャる可能性は大だと思っています。

  • #5

    JOSAN (土曜日, 30 5月 2015 21:21)

    NAOさんタイ政府は何処まで信用できるのか、全く判らないですからねえ、とにかく今はまだ現地調査段階でしょ。
    現地調査が終わった途端、その情報を元に中国に切り替えるなんてこと、平気でやる国ですタイは。
    それと工事の品質が絶対大事ですので、中国系はもちろんですが、間違っても韓国系企業を入れてはいけないですね、台湾新幹線の二の舞は駄目です。
    そしてこういう事も条件にして、日本は金を出さないとダメです、金利の安い日本の金で、安い中国製車両なんてならないように。(笑)

  • #6

    NAO (日曜日, 31 5月 2015 17:29)

    JOSANさん。再度のコメント投稿、ありがとうございます。
    この新幹線計画。日本がタイにどこまでの協力するのか未だ判りません。建設予算規模が1兆円、この予算で、新幹線車輌、全線電化、複線化、線路敷設、駅ビル建設などが考慮されてるんでしょうか?
    (足りないと思いますが‥)
    この計画、日本とタイが、事業推進途中での、紆余曲折は必至だと思いますね。(挫折する確率は高いのでは?)
    まあ、上手く行っても、タイで日本の新幹線が走るのは、20年後?
    もう、私は、この世にいないかもしれませんね。(笑)