2014年

1月

14日

今回の反タクシン派の政治集会・デモに思う。

反タクシン派の集会です。頭にタイ国旗をデザイン化したヘアーバンド、Tシャツ姿が目立ちます。 
反タクシン派の集会です。頭にタイ国旗をデザイン化したヘアーバンド、Tシャツ姿が目立ちます。 

〈タイ情報〉

 

インラック政権が国会に‘政治犯恩赦法案’、‘上院議員選出憲法改正法案’提出・審議されたことに端を発した、今回の反タクシン派(リーダーは、民主党・元副首相スティーブ氏)の政治集会・デモは、昨年11月頃から昨日まで、もう2ヶ月以上、毎日続けられています。

 

この反タクシン派の集会・デモは、今日1月13日の“BANGKOK SHUT DOWN”で最高潮に達した感がありますね。

私は、タイ選挙権が勿論無い一日本人(部外者)に過ぎませんので、このタクシン派と反タクシン派の‘政争’に関しての個人的な見解は、敢えて言えませんが‥。

そこで、この反タクシン派集会・デモに関して、全く、違う視点から見た感想をお話しますね。

一番面白く感じたのは、集会・デモに参加した人々のファッションスタイルですね。

着ているモノは、タイ国旗をデザイン化した、スポーツシャツ、Tシャツ。それに、アタマにヘアーバンド(ハチ巻?)、手首にリストバンド、又、首にはストラップ付の笛、更に、手に手のひら形の振りモノなどです。

どれもこれも、お祭り好き、ユニフォーム好きのタイ人が考えそうな‘集会・デモグッズ’と言うべきモノですね。

これらの‘集会・デモグッズ’。集会会場の近くで、業者が露店で売ってるんです。

まあ、商魂たくましいというか、何というか‥。

 

もう一つ感心したのは、集会で演説する一般市民の人達のことです。

その誰もが、‘演説’がとても上手いし、しかも、臆することなく堂々と演説するんですよね。

本職の政治家や高級官僚は、顔負けですね。

 

今回の‘政争’。今や、完全に泥沼化の様相を呈していて、この先、どうなるのか判りません。

(ニュースや新聞を見た限りでは、インラク政権は、この‘集会・デモ’、‘司法当局の総選挙に対する見解’により、かなり窮地に立たされているようです。)

でも、この政争をキッカケにして、長年続いている‘金権政治’、‘ワイロ政治’、‘偽民主主義政治’から早く脱却して欲しいと思いますね。無理ですかね?

集会で演説する、元副首相、民主党のスティーブ氏です。
集会で演説する、元副首相、民主党のスティーブ氏です。
この集会。若い人達もたくさん参加しています。
この集会。若い人達もたくさん参加しています。

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コメント: 6
  • #1

    メンカーム (火曜日, 14 1月 2014 06:04)

    ‘金権政治’、‘ワイロ政治’、
    そして‘偽民主主義政治’が
    タクシン登場前から続いている
    のが悲しいです。
    誰もが納得できる綺麗な選挙が
    行われれば良いのですが
    長年の慣習がそう簡単に変わるかですね。

  • #2

    NAO (火曜日, 14 1月 2014 07:25)

    メンカームさん。毎度のブログコメント投稿、ありがとうございます。
    ‘金権政治’、‘ワイロ政治’、‘偽民主主義政治’は、タクシン登場以来、酷くなる一方です。
    その悪慣習が、下層階級から上層階級まで、すでに蔓延していますので、それを改善するのは、かなり難しいと思います。
    但し、選挙時の‘票買収’は、選挙違反制度を、大幅に変え、票買収をした者(特に選挙参謀)、票を売った者を厳しく摘発し、高額の罰金を課せる様にすれば、徐々に、選挙違反(票の買収、売収)は、減ってくると思います。
    コレくらいは、直ぐに、出来ることだと思いますが‥。

  • #3

    JOSAN (水曜日, 15 1月 2014 02:15)

    先ずタイの変革に必要な事は、タクシンー族の政府機関への介入を、排除する事がー番重要な問題です。
    そして腐敗し切つた政府の役人を、専門機関が調査解任して行政機関を正して行く事が、タイを良い方向に変える早道なのでしょうね。

  • #4

    NAO (水曜日, 15 1月 2014 02:51)

    JOSANさん。いつものようなブログコメント投稿、ありがとうございます。
    JOSANさんのご意見、「タイの変革に必要なことは、タクシン一族政府機関への介入を排除すること」に、全く同感です。
    そうする為には、選挙法(投票制度)を変える必要があります。
    選挙違反候補者は、勿論、票買収・売収者に対して、厳罰(高額罰金とか刑務所送り)を与える必要があると思います。

  • #5

    竹田 (水曜日, 15 1月 2014 05:50)

    タイ王国は1932年に、東南アジアではいち早く立憲君主制に移行し、普通選挙が行われていますが、そもそも、発展途上国で普通選挙がマトモに行われると考えるのが幻想なんです。

    東南アジア全体を見回しても、普通選挙が真っ当に行われている国(フィリピン、インドネシア)は珍しいです。
    シンガポールですら、インチキ民主主義です。

    普通選挙は、先進国のように、国民全員が本人が稼いだ金で真っ当な生活が出来るようになってからでないと機能しません。

    しかし、日本では2009年の総選挙で、かの民主党を選択してしまった「苦い」過去があります。

    タイのような発展途上国では、悪徳政治家が普通選挙を悪用して独裁者となるのが関の山です。

    選挙の時の買収行為の取り締まりは最もですが、タイ国では、日常的に、四角い顔の権力者が、国家財政資金を使って、東北部の有権者を買収していますので、どうにもなりません。

    バンコクで集めた税金を、最大の人口を有する東北部の買収資金に回すのですから、バンコク都民は怒り心頭です。

    今回の反政府デモの特徴は、参加費を貰ってデモに参加する他に、自発的に参加するバンコク都民が多数を占めていることです。

    四角い顔の海外逃亡者が、独裁者になるために、東北部の貧困層を利用したため、タイ国は、国家が二分され、統一するのはほぼ不可能になっています。

    タイ中部と南部が「タイ王国」、タイの北部と東北部が「四角い顔の共和国」に分離する以外に、双方の対立感情は消え去るレベルではありません。

    ただ、国家を分割したら、「四角い顔の共和国」は税収不足で3年も持たないでしょうね。

  • #6

    NAO (水曜日, 15 1月 2014 07:12)

    竹田さん。初めて?のコメント投稿、ありがとうございます。
    竹田さんの‘タイ国、タイ悪徳政治家’に関する分析とご意見。全く、当を得ていますので、面白く拝読しました。
    私は、国家が2分割したら、「四角い顔の共和国」に住むことになるんですね?(大笑い)
    まあ、タイは、政治的には最貧国、最低の国ですね。