タイの好景気に、少し、‘翳り’が見え始めています。

〈タイ情報〉

 

ここ1ヶ月ほど前から、‘タイの好景気’に少しばかり‘翳り’が見えてきました。

経済とか金融知識に疎い私が言うのもなんですが、ここのところのタイ株式SET指数の低下、米輸出の不振などから見て、タイの景気が下降線になってることは、間違いないと思っています。

(間違ってたら、ゴメンナサイ)

 

以下、タイの経済、金融に関するトピックを挙げます。

・一時、1650ポイントあった株SET指数が、現在、1450ポイン

 トに低下。(外国からの投資が減ってるそうです)

・米の輸出総額が、大幅に減っています。(米輸出世界1位から3

 位に後退)

 これは、タイ政府の‘米高額買取り’政策により、米価格が上昇

 、バーツ高と相まって、米輸出不振を招いているそうです。

 (米の損失額は、2011~2012年で、約1、400億バーツにも

  及んでいます。)

・‘マイカー優遇減税策’で、300億バーツの税金を拠出したそう

 です。(300億バーツの税金が、パーになったということです。)

 又、昨日のニュースで、先月のクルマの販売台数が、17ヶ月ぶ

 りに(前年同月より)減ったそうです。

 

・為替レートで、ドル/バーツ、円/バーツ共、‘バーツ’が、かな

 り低下しました。(2ヶ月前は、100円で29B弱だったのが、現

 在、32B以上になっています。)

 

上記のことから推察して、‘タイの好景気’は、下降気味になってると思います。

本ブログ読者の皆さんは、どのようにお思いでしょうか?

ご意見を賜れば、ありがたいのですが‥。

コメントをお書きください

コメント: 11
  • #1

    竹澤 (木曜日, 20 6月 2013 07:30)

    タイは好景気どころではなく、景気後退が顕著になってきました。

    原因は2つあります。

    一つは、米国FRBによるQE3(超金融緩和)が来年には終了と言うロードマップが本日早朝、バーナンキ議長会見で明確になったことです。
    金融緩和・投機マネーが米国から新興国(東南アジアなど)に大量に溢れだし、株式・債券・不動産を買い漁り、タイ・インドネシア・フィリピンの株価は、リーマンショック後の安値から、4年で4倍になりました。
    今、この投機マネーが逆流を始めています。

    新興国の代表だった中国は景気後退が深刻で、ブラジルも経済成長に伴う国民の経済格差が拡大し、暴動が激しくなってきました。

    下記サイトに書いてあるように、マネーは新興国から北米に回帰しつつあります。

    http://toyokeizai.net/articles/-/14396

    もうひとつの原因は、タイの政治・経済特有の問題です。
    300B最低賃金、マイカー減税、コメの高値買い取り政策・・・・などの放埓な規律なき政策で、財政が赤字になり、格付け機関「ム―デ―ズ」はタイ国債の格下げに動いています。
    2009年をピークとした経常収支の黒字も、4月には、月間で33億ドルという巨額な赤字に転落しています。

    ここ数年のタイの好景気は、米国の金融緩和による投機マネーとタイ政府のばら撒き政策によるバブル経済であった可能性が高いようです。

    1997年7月のタイバーツ暴落前夜のような様相が漂ってきました。

  • #2

    NAO (木曜日, 20 6月 2013 08:32)

    竹澤さん。本ブログへの、懇切丁寧なブログコメント、ありがとうございます。
    やっぱり、日頃から、世界の金融・経済に関心のある方の
    ‘タイ経済・金融’に関する見方は、違いますね。
    私は、単なる現象面からしか判断できませんが、竹澤さんは、アメリカ経済の具体的な動き、又、タイ貿易収支を具体的な数字から判断されてるようですね。
    ‘タイのバブル経済’が、‘1997年7月のタイバーツ暴落前夜の様相’であることが、良く判りました。
    ありがとうございます。

  • #3

    メンカーム (木曜日, 20 6月 2013 21:09)

    今回の好景気。
    車の売り上げが過去最高を記録し
    不動産バブルも起きてますが
    個人消費が全く伸びてないような??
    セントラルプラザの駐車場の混み具合や売り場の様子、
    酒類卸商の前に少ししか並ばない仕入れの車、
    我家の主力商品の売り上げを見てそう感じました。
    私のブログの記事にしましたが
    家と車にお金を持っていかれたのでは?

  • #4

    NAO (木曜日, 20 6月 2013 21:59)

    メンカームさん。毎度のブログコメント、ありがとうございます。
    前ブログコメントで、竹澤さんは、‘タイの好景気’は終わっているという見解です。
    私も、‘セントラルプラザ’や‘UDタウン’へ行く度に思いますが、何処のお店も、いつもガラガラ。
    (人で賑わってるのは、UDタウンのフードコートのみ)
    とても儲かってるとは思えません。
    メンカームさんの仰る通り、家とクルマ(それと株)にお金を持っていかれたのでしょう。

  • #5

    MIYATA (木曜日, 20 6月 2013 22:58)

    現在、シンガポールやクアラルンプールの街はスモッグが空を覆い、史上最悪の大気汚染のようです。
    この季節、北半球の雨季とは反対に、乾季に入ったインドネシアのスマトラ島では焼き畑が盛んで、その煙害がモンスーンに乗ってインドシナ半島南部を襲っています。

    そのスモッグのように、東南アジア経済は視界不良になってきました。
    タイ経済もインラック・タクシン政権による「ばら撒き政策」が国家財政を破壊し、株安、バーツ安が進んでいます。
    1997年7月のバーツ暴落時は、タイバーツはUSドルとペッグ制で固定相場だったので、バーツは半値に暴落しましたが、現在は変動相場制なので、97年当時のような大暴落は無く、緩やかな下落が進んでいくような感じです。

    http://markethack.net/archives/51880694.html

    米国FRBの金融緩和終了が近くなり、世界の株価が下落基調に入ってきましたが、NYダウは、QE1終了時は15%、QE2終了時は20%、下落しています。QE3終了時はどうなるのか?
    下記経済レポートには詳細な分析データがあるので、ご興味がある方はご覧ください。
    http://www.sc.mufg.jp/report/fj_report/index.html

  • #6

    NAO (木曜日, 20 6月 2013 23:27)

    MIYATAさん。初めてのコメント投稿、ありがとうございます。
    ‘世界経済’、‘タイ経済’に対する今後の見通し(ご意見)、ありがとうございます。
    たいへん参考になりました。
    やっぱし、私のような、経済・金融音痴は、しょうがないですね。勉強不足を痛感しています。

  • #7

    piro (金曜日, 21 6月 2013 08:00)

    こんにちは
    私も、ここ数年のタイの好景気の原因について、米国の金融緩和による投機マネーとタイ政府のばら撒き政策によるバブル経済と考えています。
    したがって、金融緩和政策の終了観測により、投機マネーの引き上げが始まっています。これは、タイに限らず、日本も含めた世界的傾向です。
    ただ、タイ政府のバラマキ政策は、中間層をそだて、内需拡大

  • #8

    piro(続き) (金曜日, 21 6月 2013 08:05)

    に寄与する側面もあり、今後の景気維持につながる可能性もあります。
    日本などの先進国は、中間層を減らして貧富の差を拡大させているのと対照的です。

    どちらの経済政策が正しかったのか、興味を持って観察するつもりです。

  • #9

    iwasaki (金曜日, 21 6月 2013 18:51)

    インラック政権による「最低賃金300B」についての経済への影響(悪影響?)に関するレポートがあります。1年前(昨年7月時点)のものですが、今日の状況が正確に予測されています。
    http://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/pdf/today/rt120720.pdf#search='%E3%82%BF%E3%82%A4+%E7%B5%8C%E5%B8%B8%E5%8F%8E%E6%94%AF'

    5月の訪日タイ人観光客が前年比70%増と、タイの中産階層の増加は喜ばしいことですが、多くの家計が借金漬けという背景もあり、景気が後退すると、また多くの住宅や自動車が抵当流れになる可能性があります。

    本日の新聞では、三菱UFJフィナンシャルGが、タイ第五位の商業銀行「アユタヤ銀行」を4000億円で買収するという記事が出ています。
    これまでは米国のGEが大株主でしたが・・・・・
    買収時期が来年の方がもっと安くなるような気がしますが?

  • #10

    NAO (金曜日, 21 6月 2013 20:23)

    piroさん。毎度のブログコメント、ありがとうございます。
    〉タイ政府のバラマキ政策が、タイ中間層を育て、内需拡大に繋がってる‥。
    そうですね。その通りだと思います。
    でも、その中間層のタイ人は、家やクルマを買う時は、全てローン。内需は拡大しても、借金も拡大するわけで、とても、今後の景気維持に繋がるとは思えないのですが‥ね。

  • #11

    NAO (金曜日, 21 6月 2013 20:47)

    iwasakiさん。初めてのブログコメントだと思いますが、投稿ありがとうございます。
    iwasakiさんの、今後の‘タイ経済’に関する見通し、ご意見に同感です。
    タイ人は、‘モノゴト’を進めるにあたり、先の見通しも無く無計画に、コトを起こします。‘目先の利益’ばかりに目がいってしまうのです。
    又、昨年来の好景気?は、外国からの投資、投機がもたらしたものだという認識を、一般タイ人は、全然、持ってないと思います。
    海外からの資金が逃げていけば、タイの経済バブルは、弾け飛びます。